アオモジ雌花

お店の名前の「青文字」は、九州の野山に自生するアオモジからつけました。アオモジは、桜より早く2月の終わり頃にコロコロ丸い蕾を付け、3月中頃に開花します。卒業シーズンに咲くことから、地元では卒業花と呼ばれています。

まだくすんだ冬色の野山にポツポツと淡黄色が散らばり始めたのを見つけたときが、実は一番嬉しいときです(*^^*) 間違いなくもうすぐ春がやってくる、その最初の春告げ花なのです。昔から私は雑木の間にちらちら見えるアオモジの淡黄色を探して、藪をかき分け山に入っていました(^^ゞ

このアオモジたちは雌木の雌花です。雄花に比べ、花付きがパラパラで少なく、花も小振りで白っぽい淡黄色です。楚々として可憐です(*^^*)


うつわとカフェ青文字