2017年 12月 31日
岩手のりんご |
今年も岩手のりんごが送られてきました。
丁度、孫がお泊まりで遊びにきていて、りんご大好きな孫は大喜び♪ 一緒にカメラに収まりました。
40数年前の20代の頃、主人は東京のアパートで、友人の及川さんとよく歌を歌っていたそうです。及川さんは作曲、ギター、歌がうまくて、もしかしたら某有名グループの一員としてメジャーデビューしていたかもしれない人だそうです。
昔、五木寛之の「青春の門」映画化のとき、イメージソングを一般公募されたそうで、及川さんが作って主人と二人で歌った曲は入選したそうです。映画で流れることはなかったものの、私でも一回聴いただけで歌えて、胸に染みるとてもいい曲でした。
そんな風に及川さんが作って二人で歌った歌は10曲程、主人はしっかりテープに録っていました。妹さんから訃報が届いて、主人はそのテープをダビングして妹さんに送りました。歌の合間に、二人の若者の楽しそうな話し声も入っていました。ご家族のみなさんは、歌を聴くのも初めてで驚かれ、息子が兄が帰ってきたようだと、それは喜ばれたそうです。
それから10数年、毎年この季節に妹さんからりんごが送られてきます。とっても恐縮なのですが、あのテープがすごい宝物になっているのだろうなぁと、送られてきたりんごを見るたび、ご家族の思いが胸にじんときます。
by aomoji
| 2017-12-31 18:15
| 家族
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