2022年 06月 17日
五色と八重と一重と |
何年か前にめい窯さんからもらって植えた五色(ゴシキ)ドクダミは、八重のドクダミと一緒に植えていたら、八重に負けて一年目、2年目と減っていって消えそうになりました。その最初に植えた場所には石積みの隙間にわずかに残っているだけです😅
でも、そこは場所はよかったのか、斑入りの赤が鮮やかに出ています。
花瓶に挿してみました。
ドクダミは増え過ぎて困ることもありますが、花生けには、ぽんと1〜2本挿すだけで絵になります☺️
花瓶は府川和泉さんの唐津焼ですが、ドクダミはどんな花瓶にも合いますよね。
うちの五色ドクダミは、いまは場所を変えて生き残っています。八重咲きドクダミと五色ドクダミは珍しい!見たことない!という人が多く、今年も何人ものお客様に抜いてお持ち帰りいただきました。
植えるときの注意点は、五色は一重や八重と一緒には植えない方がいいと思います。でも少し弱いとはいってもドクダミなので、一重や八重がいなかったらやっぱりよく繁殖します😅 お庭の事情によっては植木鉢に植えた方がいいかもしれません。
また、五色ドクダミは普通のドクダミと違って、日陰の湿ったところより日当たりを好み、赤い色は陽が当たった方が綺麗に発色するようです。
五色ドクダミは、元々江戸時代に斑入り葉が作られ、それがヨーロッパに渡って五色(ゴシキ)が作られ逆輸入されたものらしいです。そういう改良されたものなので、年を経るごとに先祖返りといって、元の緑葉の普通のドクダミの姿に変わっていくのだそうです。実際私も経験していますが、そんなときは、先祖返りしたドクダミを抜いた方がいいそうです。
八重咲きドクダミ。こんもりしていますが・・
車庫のコンクリートの割れ目から出ている根性ドクダミです😅
普通の一重ドクダミ。
by aomoji
| 2022-06-17 09:01
| 青文字の庭
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